レッスンカリュキュラムについて①

 ここでは初歩の方向きのレッスンの進め方について説明したいと思います。                   

●3・4歳児のピアノレッスン

3・4歳児はまず、最初の頃は遊びを通じてのレッスンになります。遊びとはいっても「ピアノを使った遊び」です。

難しい言葉で「即興演奏」などと言いますが何でも好きなように弾いてみることから始めます。

 それから講師のピアノに合わせて弾く、といったことを始めます。

テンポを速くしたり遅くしたり、曲調を変えたりといったことを体験します。

ここからは絶対音感コースとソルフェージュコースに分かれます。絶対音感コースはマニュアルどおり、初期の頃3×⒎回なので、そのように実施します。ソルフェージュコースは詳細につきましては、ソルフェージュコースをご覧ください。

 

使用する教材につきましては、まず、「音符の学校」「おみみの学校」になります。この教材はドの位置を覚えることからスタートして、それができるようになったら、レ・ミまでの音で「童謡」を演奏できるユニークな教材です。

おみみの学校はイラストを耳で聴いて、それにあてはまるカードを選んでいきます。

 

レッスンの料金にも反映されているとおり、この時期のお子さんは大変手が掛かります。

人生経験が乏しいのでちょっと努力をすれば乗り越えられる課題でも、つまずくことがあります。

そんな時は、根気強く声をかけて、目の前の課題に向き合うことが大切ではないでしょうか。

「全く手の掛からないお子さんはいない」 ・・・・一緒に課題に向き合っていきましょう。

 

その後、ピアノドリーム一巻に進み、この教材の特徴をいえばスタートからヘ音記号が導入されている点でしょう。

ト音記号は読むことができても、ヘ音記号は苦手といったお子さんは案外少なくありません。しかも、導入される音は5つのみ「ラ・シ・ド・レ・ミ」のみであります。

イラストも可愛く思わず目を向いてしまいそうになるくらい、印象的でもあります。

 

5歳児・小学生以上初心者レッスン

 

5歳以上の初心者の方は教則本「ピアノドリーム2」を使用して簡単な曲を弾きながら、ピアノの指使いを基礎から学習していきます。ピアノドリームは全6巻まであって1巻もあるのですが、1巻は使用する音が少なすぎるため、5歳児の生徒さん

はここからスタートします。大人の初心者の方でもスタートはここからです。